腰椎すべり症による腰の痛み、坐骨神経痛でお悩みなら
郡山よつば鍼灸整骨院へ
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こんな腰椎すべり症の症状でお悩みではありませんか?
☑︎坐骨神経痛でひどい痺れがある
☑︎運動中の腰痛で困っている
☑︎病院や整形外科でリハビリをしているが改善の見込みがない
腰椎すべり症とは?
よつば鍼灸整骨院の鈴木です。
腰椎すべり症について解説をいたします。
背骨(脊柱)は通常、椎骨が数十個連なって構成されています。
腰椎すべり症とは、その椎骨がずれてしまった状態をいいます。
特性によって、 腰椎変性・腰椎分離・形成不全性の 3つに分類されます。
1つ目の腰椎変性すべり症は、中高年以降の女性に多く発生し、椎骨の変性が原因で引き起こされます。
2つ目の腰椎分離すべり症は、発育期に進行することが多く、本来は繋がっていなければならない骨の連続性が分断された状態が、継続及び進行することで発症します。
3つ目の形成不全性すべり症は、先天的なもので、発育に生まれつき問題があることで引き起こされます。
しかし、発症にはほぼ至らず、発症する場合は比較的若年齢のことが多いです。
腰椎すべり症の症状
腰椎すべり症の症状には、腰から足にかけて感じる痛みや、坐骨神経痛にみられる様な痺れ、違和感なども挙げられます。
症状の多くがひどい腰痛で、それにともない、同じ姿勢を続けることで下肢に痛みやしびれが出たりします。
人によっては長時間や長距離の歩行で症状が現れ、徐々にひどくなる場合もあります。
この腰椎すべり症は状況によって、痛みの程度に差がありますが、症状が悪化すると、歩行に支障が出ることもあります。
また、更に進行すると、安静にしていても痛みや痺れが出るようになることもあります。
そうなると、外出もできず、日常生活にも大きな支障をきたすことになります。
また、椎骨のある部位には、実は尿や便などの排泄機能に携わる神経も通っています。
そのため膀胱直腸障害を引き起こすケースもみられます。
また、股間の付け根から陰部にかけての知覚に障害をきたす、会陰部障害を発症することさえあります。
腰椎すべり症の発症原因
腰椎すべり症が発症するメカニズムですが、そのほとんどが加齢によるものとされています。
腰椎すべり症の中でも多くの割合を占めるのが腰椎変性すべり症ですが、加齢により老化が進むことにより、腰椎の椎間板、靭帯や関節などが緩むことで腰椎が変性してしまいます。
確かな原因が特定されてはいませんが、腰椎の変性が椎骨間のすべりを招いていると考えられます。
すべった腰椎が不安定になりずれてしまい、神経が通っている脊柱管が狭窄され神経を圧迫します。
これらの要因で腰から下、下半身の違和感、痛みや痺れといった症状が生じてしまいます。
腰椎分離すべり症は、発育期における腰椎分離症が進行してしまうことで発症しますが、その移行する確率は非常に高くなっています。
形成不全すべり症は、先天性のものです。
非常に珍しく、生まれつき脊椎の発育に異常があることが原因で、患者数は多くはありません。
腰椎すべり症に効果的とされる治療法
腰椎すべり症に効果があるとされている治療法は、まずは安静にしていることです。
痛みや違和感のある状態で長時間歩いたりすると、さらなる症状の悪化を招きます。
そのため痛みや痺れの症状が出ている時には、何はともあれ安静にしている必要があります。
それから痛みが強く出ている場合は、必要に応じてブロック注射などの痛み止めや、湿布薬を使用して痛みを軽減させます。
その他にも腰椎すべり症には、骨盤矯正、骨格調整やハイボルテージ治療などが効果的です。
骨盤矯正と骨格調整の目的は、共に骨盤を安定させることにあります。それによって、正しい位置に筋肉を導けるという治療法です。
このことにより、安定させるべき関節と緩めた方がいい関節を使い分けることができ、体をバランスのとれた状態へと改善できます。
ハイボルテージ治療は、急性の炎症をできるだけ早く治めるための治療法です。
急性期には痛みが強く出やすいため、日常生活も辛いと感じることも多くあります。
このように、急性期の強い痛みの症状にハイボルテージ治療は効果的な治療法です。
腰椎すべり症の予防法
腰椎すべり症の予防法には、全身を鍛えるトレーニングがあります。
アスリートもリハビリなどで、同じようなトレーニングを行います。
とはいえ、無闇な筋力トレーニングはあまり効果を得られません。
効果的なトレーニングはどのようなものなのかは、患者様の体調や症状によっても様々です。
そのため、自分でやろうとするのではなく、専門家の指導を受けてトレーニングを行うことが大切になります。
また、単純なことですが、腰部の筋肉を温湿布などで温めることも効果的です。
温めてあげるだけで筋肉もほぐれますし、血液やリンパの流れも良くなることで、痛みや痺れの症状を和らげるだけでなく、予防としての効果もあります。